有限会社トップリバー

坂口肇
営業からの転身…元サラリーマンの挑戦!


夫婦で経営

就農:2016年
出身地 :東京都
面積:500a
売上: 2500万円

何故かわかないけど「土に触れて、鳥肌がたった…」

-経歴とトップリバーに入ったきっかけは?

大学卒業後、大手IT会社と代理店契約を結んでいる中小企業で法人営業などしながら、9年間勤めました。
30歳で子供が出来たとき、ふと思ったのです。「このまま働いていても社長にはなれず、部長止まりだ」と。やっている仕事も毎日ローテーションでつまらなかった…転職をしようと色々調べるうちに漠然と農業が良いなと考えていました。

社会人をしながら農業スクールで、座学(東京都で)と実地(茨城県で)の両方を学びました。そこで初めて農業を体験し、なぜだかわかりませんが…土に触れて鳥肌が立ったのを覚えています。

就農に向けて、色々な農業法人を見て回りましたが、給与や社会保険がきちんと整理されている会社は少なく、奥さんを説得できませんでした。
そんな中、トップリバーは研修中でもお給料がもらえて、社会保険もきちんと完備されていました。「これなら家族を養っていける」と奥さんを説得し、就農しました。
他にも、住宅環境、学校・病院が近い、買い物もすぐに行けるなど、立地条件が良かったのも選んだ理由ですね。

人。野菜。お金を愛する。

-トップリバーの研修内容は?

私は研修を6年間行いました。
1・2年目に教わったことは、仲間を愛する、大事にすること。
「パートさんたちみんながいるから農業ができる」ということを常に意識し、感謝することで、周りの方々と良好な人間関係が築けました。
3・4年目に学んだことは、野菜を愛すること。
施肥設計、水の管理、防除のタイミング、葉面散布の仕方など、試行錯誤しながら実践で覚えていきました。
5・6年目はお金を愛する年でした。収支の管理や細かな経費計算などを行い、赤字にならないように農場・部下のマネジメントもする。成果が全て数字に現れるのが辛かったです。

-6年間の研修は長いと感じましたか?

儲かる農業を実践できる経営者になるためには決して長くはないです。
多くの経験をしてから、独立した方が良いと思います。
独立した年は野菜が高値で初年度から儲かりましたが、2年目は安値でした。
しかしこのとき、不安や焦りは一切なく、無事に壁を乗り越えることができました。
それはトップリバーの研修中にしっかりと準備をしていれば、価格の変動に対処できることを教わっていたからです。研修中に対処法を教われず独立していたら、不安を感じて苦しんでいたのは間違いないです…
本当に成功できる農業経営者として独立するためには、6年間は決して長くないです。

年収1000万円を目指しています!

-独立時のサポートと研修中の経験について教えてください

まず、畑はトップリバーから借りることができました。おかげで土地の心配はありませんでした。事業計画や機械についてもサポートしてもらいました。
研修中に人、物、お金、情報、ネットワークなど、独立するために必要な事はすべて、実践を通して学んでいたので、5カ年計画はすぐに作成することができ、自治体との調整もスムーズにいきました。他にも、求人、面接、採用など人事面に関することも研修中に一通り経験しました。独立した今、何をすればいいのか迷うこと・困ることはほぼありません。

-理想のイメージと今の状況はどうですか?

正直なところ、イメージ通りにはいっていません…
今の目標は、サラリーマン時代の年収500万円に到達すること。
トップリバーで学んだ極めてシンプルな生産システムを実践して、
将来的には年収1,000万円を実現したいです!

-未来の独立就農者に向けて一言

農業は楽しいばかりではありません。
今の貯金は?パートナーは協力してくれるの?そもそも農業を好きになれそうなの?といった根本的な細かい部分をきちんと把握してください。
就農前のリサーチと家族との話し合いはとても重要です!

山口 順
初志貫徹!夢だったビジネスモデルとしての農業


夫婦で経営

就農:2009年
面積:4ha
売上: 1700万円

20歳で農業を仕事にすることを決意。

新卒では、大学時代に学んでいた「造林学」を活かせる製紙会社に就職。工場勤務から原料バイヤーまで、幅広い仕事を経験。社会人6年目、30歳を機に、農家になるための研修先を探し始める。その中で出会ったのがトップリバー。
有機野菜を栽培。(レタス・キャベツ・京野菜のような地場野菜・きゅうり・なす・玉ねぎ・かぼちゃなどトータル40種類)2009年に伊賀に引っ越し、丸8年農業に従事。

―なぜ農業に興味を持ったのですか?

90年台の前半、僕が高校生の頃は、環境汚染や食料問題が、盛んに叫ばれていました。
そういった問題を農業だったら解決できると考え、農学部のある大学を選び、進学しました。
幼いころはアメリカに住んでいて、将来は国際協力がしたいとずっと考えていたので、在学中は国連事務所の仕事を手伝いながら、インドやタイなどアジア諸国に足を運びました。
現場に足を運ぶ中で「福岡正信」さんという自然農法の第一人者の存在を知り、「こんなすごい人がいるのか!」と衝撃と感動を覚えて、福岡さんがいる日本で、農業をやろうと決意。当時、大学3年生でした。

―トップリバーに就農する前の経歴を教えてください

新卒として、製紙会社に就職、30歳まで勤めました。


本当は大学を卒業してすぐに農業がしたかったのですが、当時は、きちんと売上を上げている農業法人が少なく、市町村の相談窓口にいくとお金も情報もないのに、農業をやるのは無理だと言われました。だから、まずは一般企業でお金の稼ぎ方を知り、きちんと貯蓄をして、30歳になったら、農業をしよう。そう決意して、大学時代に学んだ「造林学」を活かせる製紙会社に就職しました。

―どのようにしてトップリバーを知りましたか?

30歳になる手前に、本格的に就農先を探し始め、農業本の後ろに掲載されている、研修受入機関に片っ端から電話をして、週末に訪問するなど、必死に情報を集めていました。今のように補助金もなく、研修費を払って農業を学ぶのが当たり前の時代に、15万という給料を出せるトップリバーは、かなり魅力的に映りました。

独立後もきちんと経営が続く農業がしたかったので、研修生であっても給料を出してくれる(=どんぶり勘定ではなく、企業として持続可能な経営をしている)トップリバーへの就農を決意しました。

加えて、同じ志を持つ仲間がいたこともトップリバーを選んだ大きな理由です。

11人の同期は皆、将来的に独立を目指していて、モチベーションが高い人たちばかりでした。
当時、若手が10人以上在籍する農業法人は珍しく、お互いに切磋琢磨できる環境はとてもありがたかったです。

―初年度の売上はいくらでしたか?

独立初年度の売上は600万円ほどで、今は1700万円です。(広さ4ヘクタール)
売り先はきちんと確保しているので、地に足を付けた経営をこれからも続けていきたいと思います。

―従業員は何人ほどいますか?

フルタイムの男性が1名で、午前中のみ働くアルバイトの女性が1名います。
繁忙期には近所の主婦の方達が手伝いに来てくれるので、とても助かっています。

―冬の期間はどうされていましたか?

トップリバーがある長野県北佐久郡御代田町は、冬は雪が降るため、作物は育てません。
その代わり、座学での研修や独立後に使用する土地探しなどに時間を使います。
僕の場合は、伊賀・長崎・鹿児島でそれぞれ1ヶ月間の研修を行いました。
3ヶ月後、トップリバーに帰った時、その体験の学びをレポートとして提出したら、会社がお給料を出してくれたのです。他の法人ではあまり聞かない話ですよね。嶋崎さんの親心というか…そういったものがあったと思います。

―トップリバーでの研修が役に立っている点はどこですか?

全て役に立っていますが、強いて挙げるとすれば「人と一緒に農業をした」ことです。
有機農業はほとんどが家族経営で、人を雇うことに二の足を踏む経営体が多いです。
僕の場合は、トップリバーの研修中に、人材のマネジメントやアルバイト・パート・社員など立場の違う人達と協力して農業をすることに慣れていたので、独立して1年目で援農隊を募集して、周りの手を借りながら農業ができています。

―これからの経営のビジョンを教えてください

嶋崎社長に怒られそうですけど(笑)、自社農場の売上を伸ばしていく気はあまりないです。
従業員を増やすことが重要なのではなくて、其々の農家がオリジナリティを出してやっている方が、楽しいと思います。
トップリバーで面白かったのは、周りの研修生は皆、「いつか独立してやる」という意欲に溢れていて、いい意味でのライバル関係が作られ、お互いに切磋琢磨できる環境が整っていたことです。
トップリバーのように農場長に裁量が与えられて、一人ひとりのやり方によって、個々の色がでている。
そんな10人10色の農業の方が面白いのではないかと思っています。

―独立資金はどうやって貯めましたか?

僕の場合は、トップリバーで研修する前にある程度の貯蓄をしていたので、資金に困ることはありませんでした。
一方で、研修中に資金を貯めることは十分に可能だと思います。農場長を何年か経験すると、仮独立が可能になり、農場の一区画を借りて、人材のマネジメントや収支の管理など、経営者と同じ条件・立場で研修ができます。仮独立時に課せられたノルマを達成すると、高額のボーナスがもらえるので、その制度を利用して独立資金を貯める同期もいましたね。

―他の法人と異なる、トップリバーにしかない特徴はどこですか?

経営者になったかのように農場を管理・運営できることです。
当時は社長も従業員も農業を知らないので、1週間かけて近隣の契約農家で研修をし、
そこで学んだ事を、任せてもらっている農場で実践して、知識・技術を体に染み込ませていきました。
試行錯誤しながら、自分が意思決定をし、農場を運営していく。もちろんリスクも失敗もあります。
でも、トップリバーはチャレンジを後押しし、失敗を咎めません。
取り返しがつかない大失敗をしても、リスクは会社が取ってくれる。その経験が研修中にできるというのは、独立後の経営に必ず役立ちます。

―未来の独立就農者に向けて一言

家族を守るためにきちんとお金を稼いでください。
そのためには、人材のマネジメントやコスト管理・栽培技術など、あらゆることを習得しなければいけません。トップリバーは、その全てが学べる場所だと思います。

他にもいます!各地で活躍する卒業生たち。

  • 高橋寛

    就農時期… 31歳
    就農年数… 6年
    圃場面積… 300a
    売上規模… 1500万円

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